海外ドラマで英語学習 | ドラマチック☆ボキャビル!

英単語やフレーズを映画や海外ドラマのシーンで学び、エピソード記憶として脳に定着させます。

もう邪魔しない... get out of someone's hair の意味と使い方

海外ドラマで "get out of somone's hair" という表現が使われていたんだけど、どういう意味?

いくつかの海外ドラマで、どんなときに使われているのか見てみるね!

get out of someone's hair の意味

もう邪魔をしない

get out of someone's hair の発音

ゲット アウト オブ xxxx ヘアー

英検・TOEICでのレベル

"get out of someone's hair" は英検や TOEIC の教材では見つかりませんでした。

海外ドラマではこう使われている!

プリティ・リトル・ライアーズ (Pretty Little Liars)

Season 3 Episode 15

ハンナとエミリーがアリアの家に来ています。アリソンが殺された日、アリソンとアリアの父バイロンが会っていたかもしれないという疑惑が浮上しましたが、アリアは信じたくありません。アリアは、ブーツに隠していたアリソンの日記のページを二人に見せようとしたのですが、なくなっていることに気づき、あちこち探し始めました。

そこへ、父バイロンがやってきました。

バイロン: That's quite a mess you're making. Did you lose something?

(ずいぶん散らかしてるね。何か失くしたの?)

アリア: No. Yeah. We're just looking for the other one of these.

(いや、うん、このブーツのもう片方を探してたの。)

Oh, here it is. Crisis averted.

(あ、あった。もう大丈夫。)

Um, I thought that you had a meeting tonight.

(今夜はミーティングがあったんじゃないの?)

バイロン: I canceled it. I have to pack for a conference.

(キャンセルした。カンファレンスの準備をしなきゃいけないから。)

I have a colleague who had an emergency. I'm filling in.

(急に用事ができた同僚がいるから、代わりに行くことになった。)
アリア: Okay.

(そうなの。)

バイロン: Remember when Mike used to raid your Halloween candy?

(覚えてる?マイクが昔、アリアのハロウィーンのキャンディを盗もうとしてた。)

You always used to stash it in your snow boots.

(いつもスノーブーツに隠してたよね。)

He never thought to look there.

(マイクはそんなところにあるなんて考えもしなかった。)

I always thought that was pretty clever.

(いつも賢いなと思ってたよ。)

Well, I'll get out of your hair.

(もう邪魔しないよ。)

アリア: (バイロンが去ったあと) He knows.

(知ってるみたい。)

なんだか意味深。バイロンはアリソンの死と何か関係があるのでしょうか。続きは Hulu で!

プリティ・リトル・ライアーズ

 

デビアスなメイドたち (Devious Maids)

Season 3 Episode 1

ハビエルがビジネスで街を離れている間、ゾイラは妊娠していることに気づきました。しかし困ったことに、亡くなった夫パブロの子なのかハビエルの子なのかわかりません。

そこで DNA 鑑定をするために、ゾイラとジャンヴィエーヴは協力して、ハビエルの髪の毛を毛根から抜いて集めようとしています。ハビエルはまだ何も知りません。

ハビエル: I mean it. You look amazing.

(ほんとだよ。きれいだよ。)
ゾイラ: I do?

(そう?)
ハビエル: Don't get me wrong, I've always thought you were beautiful, But today you're glowing.

(いつもきれいだと思ってたけど、今日は特別にきれいだ。)
ゾイラ: That's because I'm happy to see you. 

(あなたに会えてうれしいからよ。)

ハビエル: Oh, I've missed this.

(さびしかった。)

ゾイラ: Oh, me too.

(私もよ。)
ゾイラ: I've missed this face, these ears, this hair.

(この顔、耳、髪に触りたかった。)
ハビエル: Ow. Ow. Ow!

(痛っ、痛い!)
ゾイラ: I'm sorry. I'm just excited to see you.

(ごめんなさい、うれしくてつい。)
ジャンヴィエーヴ: Javier! What a delight. I had no idea you were back in town.

(ハビエル!まあ。戻ってたなんて知らなかったわ。)
ハビエル: Hello, Genevieve.

(こんにちは、ジャンヴィエーヴ。)
ジャンヴィエーヴ: Come here and give me a hug! Oh, we've missed you so much. Just wasn't the same without you.

(ハグして。あなたがいなくてさびしかったわ。)
ハビエル: Oh. That's so nice.

(ありがとう。)
ジャンヴィエーヴ: Anyway, I'll just get out of your hairs now. Hair. Ta-ta.
(とにかく、もう二人の邪魔はしないわね。じゃあね。)

ゾイラはハビエルの髪を抜き、ジャンヴィエーヴはゾイラにこっそり封筒を渡して、ゾイラはそこに髪を入れました。ジャンヴィエーヴはダジャレみたいなことを言って去りました。果たして、お腹の子はハビエルの子なのでしょうか?続きは Hulu で!

デビアスなメイドたち

デスパレートな妻たち (Desparate Housewives)

Season 2 Episode 16

アンドリューは母ブリーに車がほしいと言いに来ました。自分の trust fund (信託金) を使いたいと言いますが、ブリーは 21 歳になるまで使ってはいけないと拒否しました。

アンドリューは母親に虐待されていると嘘をついて弁護士を雇いました。ブリーは法廷で争うつもりです。

ある日、キッチンでブリーがアルコールを処分していました。

アンドリュー: What are you doing?

(何してるの?)
ブリー: Your lawyer left a message on my machine.

(あなたの弁護士が留守電にメッセージを残してたの。)
It seems we have a hearing in four weeks, and I wanna be ready.

(4 週間後に審問があるからその準備をしてるの。)
アンドリュー: Oh,I get it. So,uh,so you're gonna pretend to be sober for the judge?

(なるほど。判事の前でシラフの芝居をするわけだ。)
ブリー: Oh,there's no pretending. I am going to my first A. A. Meeting tomorrow.

(芝居じゃないわ。明日は初めての断酒会に参加するの。)
Of course, I picked one in the worst part of town so I won't run into anybody I know.

(知人に会わないような地区の会にね。)
Which, of course, means I will.

(それでも会うんでしょうけど。)
アンドリュー: All right, so what is that gonna prove?

(それが何の証明になるというんだ?)
ブリー: Perception is reality, Andrew. And if people perceive me to have a drinking problem, then I do.

(飲酒癖があると思われたらそれが現実になるのよ。)
And I certainly don't want some idiotic judge using my hobby as an excuse to make you rich.

(それが理由であなたがリッチになるのは許せない。)
So I'm simply going to give up my wine and become a recovering alcoholic.

(だからワインに別れを告げて依存症を克服した人になるの。)
アンドリュー: Good plan, but it'll never work. See, I'll bet you still end up coming to court hammered.

(名案だけど失敗だ。泥酔して裁判所にくるはずだ。)
ブリー: Oh, Andrew, you don't think I love you enough to give up alcohol?

(愛する息子のためよ。飲まなくても平気。)
アンドリュー: Look, I'm 17, all right?

(俺はもう 17 だぜ。)
So you can only keep me here for another year. Why not just let me go?

(どうせ 1 年後には独立だ。今解放してくれたっていいだろ。)
ブリー: Because I'm not done with you yet.

(まだ教えることがあるから。)
It's my job to teach you, and you are not half the man I know you can be.

(こんな半人前じゃ社会に送り出せない。)
アンドリュー: Yeah, well, I got news for you-- this is as good as I'm gonna get.

(言っとくけどもう成長しないよ。)
ブリー: If I really thought that, I'd get a gun right now and kill us both.

(だったら銃で親子心中する。)
アンドリュー: Mom, we're both so unhappy.

(俺たちはお互い不幸だ。)

Why not just let me take my trust fund, and I'll get out of your hair forever? Please.

(信託金を渡してくれれば、もう一生迷惑かけないから。)
You're a stone cold bitch, you know that?

(冷たいクソ女だ。)

この最後の一言でブリーは爆発。ワインの瓶を冷蔵庫に投げつけました。アンドリューとブリーはどうなっていくのでしょうか。続きは Hulu で!

デスパレートな妻たち

おわりに

"get out of somone's hair" は「もう邪魔しない」という意味です。髪に何かが絡まってとれなくなったりする状況が語源になっていると思われます。いろいろなドラマに登場するので、日常でも使えそうです。

Hulu のススメ

このブログで紹介している表現はほぼすべて Hulu の海外ドラマで発見したものです。

観れば観るほど英語表現が身に付きます。

海外の映画・ドラマが月額933円(税抜)で今すぐ見放題!今すぐ無料視聴! 

オーディオコンテンツも充実していて、キクタンも聴き放題です。

f:id:miracle-wave:20220219223941j:plain

Hulu でオーディオコンテンツが聴き放題