海外ドラマで "amicable" という単語が使われていたんだけど、どういういう意味?
いくつかの海外ドラマで、どんなときに使われているのか見てみるね!
amicable の意味
友好的な
amicable の発音
アミカブル
英検・TOEICでのレベル
"amicable" は英検1級と英検準1級の教材に載っています。
海外ドラマではこう使われている!
デビアスなメイドたち (Devious Maids)
Season 4 Episode 10
離婚したがっているエヴリンを必死に引き留めようとしてきたエイドリアンが急に素直に離婚に応じるようになりました。
エヴリンの弁護士とエヴリンが、エイドリアンと離婚時の財産分与について話し合っているシーンです。
エイドリアン: Shall we begin the divorce negotiations?
(離婚交渉を始めよう。)
弁護士: Will your attorney be joining us?
(そちらの弁護士は参加されますか?)
エイドリアン: No, no. I didn't invite him.
(いや、呼ばなかった。)
I'm certain we can divide the assets fairly and amicably.
(財産は公平に円満に分け合うつもりだ。)
エヴリン: We'll see how amicable you're feeling after you have read my list of demands.
(私の要望リストを見ても「円満に」と言ってられるかしらね。)
[エヴリンが要望リストをエイドリアンに渡す]
エイドリアン: The penthouse in Manhattan.
(マンハッタンのペントハウス。)
エヴリン: I spent a great deal of effort renovating that apart...
(私が改装したから...)
エイドリアン: It's yours.
(君の物だ。)
Our yacht, The Lady Evelyn... Yours again.
(ヨット "レディー・エヴリン号"... これもどうぞ。)
In fact, this all seems acceptable.
(すべて問題ないようだ。)
Agreed. Agreed. Agreed.
(これもどうぞ。これも。これも。)
エヴリン: I know it's not on the list, but I also want the Manet.
(リストにはないけど、マネの絵も。)
エイドリアン: The Manet or the Monet?
(マネ?それともモネ?)
エヴリン: Both.
(両方。)
エイドリアン: Agreed.
(いいよ。)
エヴリン: What the hell are you doing?
(いったい何のつもりなの?)
弁護士: She means, "Thank you." Yeah.
(いや、あの「ありがとう」という意味です。)
I'll have the final documents drawn up immediately.
(すぐに最終的な文書を作成します。)
エイドリアン: Wonderful. See? Amicable.
(すばらしい。ほらね?円満だ。)
これまで、家を出てしまったエヴリンをあの手この手で引き戻そうとしていたエイドリアン。なぜ急に離婚に素直に応じるようになったのでしょうか?何か裏がありそうです。続きは Hulu で!
キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 (Castle)
Season 5 Episode 10
ベケットは家を消毒中ということでキャッスルの家に泊っていました。
すると、キャッスルの元妻が現れて、具合の悪い娘アレクシスの面倒を見るために泊っていくと言います。
当然、ベケットは嫌がり、元妻を追い返すようにとキャッスルに言います。しかし、なかなか言えないキャッスル。
一方、ある事件で、離婚した夫婦が派手に争って署に引き連れてこられたのを見て、エスポジートがキャッスルに話しかけます。
エスポジート: Did it ever get that bad with either of your exes?
(あんなにひどい別れ方したことある?)
キャッスル: No, no. Both my divorces were amicable.
(いや、僕らは円満離婚だった。)
ベケット: Yeah, a little too amicable.
(そうね、円満すぎるくらい。)
元妻を家から追い出せないキャッスルに強烈な嫌味を言ったベケット。ライアン、エスポジート、キャッスルの間に妙な空気が流れます。続きは Hulu で!
おわりに
"aimcable" は「友好的な」「円満な」という意味です。離婚など、別れ方が円満だというときに使われることが多いようです。
Hulu のススメ
このブログで紹介している表現はほぼすべて Hulu の海外ドラマで発見したものです。
観れば観るほど英語力がアップします!